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聴くこと

普段レッスンの中で♪楽譜を読むこと♪歌うこと♪綺麗な音♪自然な綺麗な手の形でピアノを弾くことなどを指導していますが、
それと同じくらい「聴くこと」を大切にしています。

私も学生時代から、レッスンでは「自分のピアノの音を良く聴くように」と言われていました。
でも「聴いているのに・・なぜ??」と。何故、耳があってピアノの音は聞こえているのに、年がら年中「聴いて、聴いて」といわれるのだろう??と思っていました。

今頃になって、やっと聴くことの大切さの意味がわかってきたような次第なのですが。。。

音楽のお稽古の中で「聴く」ことというのは、「物理的に耳で聞く」と言う作業に隠されたもっと深い意味があると思います。

自分やお友達の出したピアノの音の長く伸びた最後の一瞬まで、聴くこと(それを「音のシッポ」まで聴く、と表現しますが)
同じフォルテでも「怒りのフォルテ」「大きな喜びのフォルテ」「びっくりしたフォルテ」
そんな心の音も聴き分けられるように。

レッスンでは、まず「先生やお友達のお話のシッポ」までちゃんと聞くこと、から注意しています。
お話のシッポまで聞く事の苦手な生徒さんは、音楽も最後の一音まで、丁寧に弾くことがちょっと苦手なような気もするからです。

おうちでも、周囲の方が、お子さまのお話のシッポまで、聞いてくださっていないのかな??とも思います。
(私も、我が子の事を思い出すと、反省です)

お話や、音のシッポまで、良く聴けるようになると、音楽のシッポや、
メロディにかくれんぼした音楽にまで心を配って弾けるようになるのではないかと。。
音の羅列でない、「おんがく」になるのではないかな?と。
ただの「ドレミ」の指の練習でも「おんがく」を感じて弾けるようになると、無味乾燥ではなくなるのです。

具体的に、書いてみます。

バーナムという指の練習曲です。
「?11 長グツをはいて水たまりをあるこう」

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左右交代に狭い音程の和音を弾きます。
二つの音を揃えて、押すことが練習の目的なのですが、
私は、それに加えて「ちょっとした二重唱の練習」を加えます。

まず、外声(それぞれの外側の音です)を歌いながら弾きます。

「ドーレードーシー・ドーミードーラー・ミーミーミー」です。
これは、誰でも簡単に出来ますね。

次に内声を歌いながら弾かせてみます。

「ドードードードー・ドードードードー・ドードードー」!!
ドばかりです。簡単に思うでしょう!
でも、これが、なかなか難しいのです。
手は、全ての音を弾いています。人間の耳はどうしても外側の動いている方に、引き寄せられるようです。

でも、こうして中で動かない「ド」を歌ってみることで、耳が中の音に向きます。
それだけの事で、「ド+レ」「ド+ミ」という和音の響きが豊かに揃って来るのです。

それに、こうやって、二部合唱遊びをしながら、弾いたら、指の練習でも、生徒さん自身が何回も何回も繰り返して遊んでいます。

そして、外の音に釣られないで、「ドー」をしっかり歌いとおした生徒さん、自分に「花まる」ならぬ「鼻まる」をつけてました!


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プロフィール

ピアノの先生

Author:ピアノの先生
3人の息子と3人のお嫁さん、そして、4人の孫を持つピアノばーばです。

多くの子供達、お母様方との出会いの経験から、1人1人の個性に合ったピアノ指導と共に、独りよがりにならない音楽性や人間性を育てるよう心がけて指導しています。
自らもまだ学び中です。

音楽之友社発行「ムジカノーヴァ」にて、
07’7月号「ピアノの先生の社会見学」
08'8月号「音楽にまつわるお酒」
10'8月号「発表会の記念品におすすめ・お取り寄せスイーツ徹底調査」
10’10月号「わかった!できた!この指導法効果あり」
10’11月号、11'3月号「こんな曲、あったらいいな。ピアノの先生の夢叶えます」に取材・企画協力しました。

2011年は7月号から11月号まで、同誌に「おとのかいだん」を執筆しました。
2012年も、新シリーズを執筆すべく鋭意準備中。

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