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ピアノの先生をしていて良かった!

(本家HPを整理中です。そちらからの転載です)


ピアノの先生というのは、一人の生徒と何年間も付き合います。幼稚園のころから、短くても小学校卒業までの6?7年。ウチの場合、私の良くも悪くもいい加減な教え方が功を奏して?高校生くらいまでは続ける生徒がほとんどなので10年はかるく付き合っています。

 あどけないおちびチャンの頃から、ちょっとムスっとしたバリアーを張りめぐらせる中学生、そして高校生になると不思議にすーっと霧が晴れるように、柔らかくおしゃべりになるんです。
これは学校の先生には味わえない楽しさです。どの子もかわいい我が生徒たち、時々、「これぞ、教師冥利につきる」という思いをさせてもらいます。

 これは、何年も前の出来事なのですが、このページには是非、載せたいエピソードなのです。

今は20代になり、仕事のため、ピアノを離れたミホちゃん。小学1年から高3まで、ピアノに通ってました。
 小さい頃は無口だったけれど、ピアノはいつも大好きで、とても上手でした。
大きくなってからはピアノを弾くなかに彼女の秘めた想い、心の葛藤がたくさんこめられていました。 高校生になってアルバイトに忙しく、休みがちのことも多かったのですが、練習のできないときは発表会の司会の手伝いなんかをしてくれました。

 そんな彼女が高校卒業間近になったころ「どうしてもつきたい仕事があるので、ピアノは今日でやめて、就職の準備をします」と言ってきました。
そして「今日はお別れなので、宿題の曲じゃない、この曲を弾いてきました」と聴かせてくれたのは、ベートヴェンの悲愴ソナタ、全楽章。

 中2の時に、第2楽章を弾いたのをはじめとして、時間をおいて、少しずつ3楽章、そして最後に一番難しい1楽章とレッスンしていたのです。
その3曲をまとめて、1楽章から、とても上手に弾いてくれました。
レッスンのためにじゃなく、私に聴かせるため、ミホちゃん自身の区切りのために弾いてきた「悲愴」でした。
 だれにでも、必ずお稽古事をやめる日はやってきます。
こんな別れなら、悲しいけど何倍も嬉しい別れです。










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プロフィール

ピアノの先生

Author:ピアノの先生
3人の息子と3人のお嫁さん、そして、4人の孫を持つピアノばーばです。

多くの子供達、お母様方との出会いの経験から、1人1人の個性に合ったピアノ指導と共に、独りよがりにならない音楽性や人間性を育てるよう心がけて指導しています。
自らもまだ学び中です。

音楽之友社発行「ムジカノーヴァ」にて、
07’7月号「ピアノの先生の社会見学」
08'8月号「音楽にまつわるお酒」
10'8月号「発表会の記念品におすすめ・お取り寄せスイーツ徹底調査」
10’10月号「わかった!できた!この指導法効果あり」
10’11月号、11'3月号「こんな曲、あったらいいな。ピアノの先生の夢叶えます」に取材・企画協力しました。

2011年は7月号から11月号まで、同誌に「おとのかいだん」を執筆しました。
2012年も、新シリーズを執筆すべく鋭意準備中。

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