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楽譜を読むことの大切さ

自力(じりき)で楽譜を読んで、音楽にすることの大切さをいつも言っています。

それは、特に趣味で習う楽器だからこそ、教師が気をつけてあげないと出来ないことだと、
思っています。
(クラシックの専門家になるのでしたら、楽譜を読めないで、楽器を演奏する、
という事は考えられませんから。趣味で習っている生徒さんほど、教師が気をつけてあげないといけないのです)

初歩の段階では、曲も短いので、簡単に憶えて弾くことができてしまいます。
また、ピアノと身体の大きさの関係などもあり、小さなお子さんには高い位置にある譜面台の楽譜を見にくい、という事もあります。(器具を使って低くしていますが)
それで、楽譜を見ないで、おぼえ弾きをしているうちに、それが習慣になり、ある時、はたと「困った」という状態になってしまいます。


楽譜を正しく読みとらないうちに暗譜してしまうと、読み間違いや、記号の表現の落ちがなかなか直りません。
なぜかというと、先生が楽譜に書いた注意書きが目に入らないからです。目で確認しないからです。

また、いつまでも長いフレーズを丸おぼえできるわけでは、ありませんから、
長い難しい曲に進んだ時>どうやって、練習すれば良いか<わからなくなってしまうようです。

耳コピー(聞きおぼえ)で弾いているお子さんの場合も同じで、全てを正しくおぼえられれば、それも素晴らしい才能ですが。。。そういう生徒さんはごく稀な天才?です。
お母様が弾いてくださったお手本や、先に進んでいるお姉さんの弾いた曲を聴いて、反復しているだけの弾き方だと、「知らない曲は、弾けない」という事になってしまいます。


それでは、楽譜を読んで弾ける、楽譜を目で追って弾ける子を作るにはどうしたら
いいのでしょう?
とても、時間と根気がいるレッスンになります。聞き覚えで適当に弾かせてしまった方が、よほど楽ですから。それに、ほとんどのお子さんは専門家になるわけでないので、楽譜を読めないことに困る前に辞めてしまったりもします。
でも、私は、それはしたくありません。


お母様にお願いするのは、「お母様は何もしないこと」ではないかと、思います。
(極端に言うと、ですが。)
楽譜を読めない生徒を作ってしまったのは、ひとえに教えた先生の責任、一人で練習出来ない生徒を作ったのも、先生の責任だと思うからです。
(初歩のごく小さなお子さま?3,4歳の?は少し状況が違うかもしれませんが)

お子さまが「この音符、ならってないから読めないーーー。お母さん、教えて!」と
言われたら、「どうやって、読むのか先生に聞いてごらん。それを逆にお母さんに
教えてね。」で良いと思います。


ごく初歩のお子さま以外は、隣に座ったりして、家の練習の監督?をするのは、やめましょう。(人格的にちょっと問題のあるようなピアニストに育ててもよければ、それも良し、でしょうが・・・)

それよりは、お子さまが、練習しやすい環境を作って、あげてください。
まず、楽器を整備する。
良い姿勢で、座れる高低の調節出来る楽器専門のイスに座らせる。
そして、イスに座ったお子さまの足が(出来れば)ブラブラしないよう、電話帳か何かで
足台を作る。
小さいお子さまは、ピアノにぴったりくっつくようにして、座りがちです。
そういうときこそ、お母様が、少しイスをずらして、肘が90度より少し多く伸びるような
位置に座らせる。(こういう事は、子供には出来ません)

ピアノの隣に、テレビがあったりすると、他の家族がテレビを見ていると、練習しずらく、
また、気も散って練習になりません。
住宅のご事情もあるでしょうから、そのような場合は、練習中は、そちらを優先できるようにしてあげてください。

楽譜を読むのが苦手なお子さんは、音符の玉の並びを「地図や絵、模様」としてとらえるのが苦手です。でも、訓練で必ず、早く読めるようになると思います。
(毎日、読んでいる文字は、何も考えなくても、すらすらと読めますね。音符も、毎日読ませて、文字と同じようになじませればいいわけです)
(また、仲良しの友達は顔を見ただけで、「何ちゃん!」とわかりますね。それと同じ原理です。)

そのために、ピアノを毎日弾く事も、勿論大切ですが。
ピアノの練習は、「弾く」作業だけが大事なのではないので、机に楽譜を広げて、
国語の教科書を音読するように、階名で読ませたり。
コピーした楽譜に、色を塗ったり、階名をふったり。
さらに、それを逆さまに読ませたり。
逆さまに弾かせたり。
します。


直接、楽譜に書いてしまうことも、ありますが、見にくくなてしまうので、コピーを
お願いしたときなど、ご協力いただく。
監督するのでは、なく、そういう「弾く以外」の宿題も出来ているかな?と
たまに声をかけていただく「どんな変わった宿題を先生は出しているんだろう?」
「どんな譜読みのレッスンをしているのだろう?」と聞いていただくだけでも、良いかと思います。

今までも、できるだけ、自分の力で複雑な楽譜も読めるように「聞きおぼえ弾き」はしないように指導してきたので、時には、元の本をどうしようもなくカラフルに色分けしたり、
(和音ごとに、色分けさせたりしたので)生徒本人の過度な書き込みで、本体が見えなくなってしまう!ような事もありましたが、それだけ自分で立ち入って、勉強してくれていると
言うことでしょうか??


長くなりましたが、いつまでもピアノで遊べる子供、大人になって欲しいと思って書きました。


                     

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プロフィール

ピアノの先生

Author:ピアノの先生
3人の息子と3人のお嫁さん、そして、4人の孫を持つピアノばーばです。

多くの子供達、お母様方との出会いの経験から、1人1人の個性に合ったピアノ指導と共に、独りよがりにならない音楽性や人間性を育てるよう心がけて指導しています。
自らもまだ学び中です。

音楽之友社発行「ムジカノーヴァ」にて、
07’7月号「ピアノの先生の社会見学」
08'8月号「音楽にまつわるお酒」
10'8月号「発表会の記念品におすすめ・お取り寄せスイーツ徹底調査」
10’10月号「わかった!できた!この指導法効果あり」
10’11月号、11'3月号「こんな曲、あったらいいな。ピアノの先生の夢叶えます」に取材・企画協力しました。

2011年は7月号から11月号まで、同誌に「おとのかいだん」を執筆しました。
2012年も、新シリーズを執筆すべく鋭意準備中。

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